ユードラ

六本木のスヌーピーミュージアムへ行った。

最後の企画展名は「ともだちは、みんな、ここにいる。」

撮影ポイントに凝って広告効果を出し、ミュージアムショップで回収するという、お金の流れがはっきり見えてしまっているところに多少げんなりしたものの、シュルツさんの原画はとても素晴らしかった。筆のゆれをじっくり観ることができた。

登場人物の友情のありかたを、一組ずつ、複数の原画で紹介するという構成だった。心を惹かれたのは紺色のニット帽をかぶったユードラという女の子。サマーキャンプでサリーと知り合い、サマーキャンプが嫌いなところで意気投合するのだ。次の夏、ふたりが電話をしている回がある。(うろ覚えだが)サマーキャンプに行って、キャンプファイアをして、雑魚寝するなんて考えられない!家でひとりで好きなことしていたいよね。…じゃあね、サマーキャンプで会いましょう… 孤高さゆえにできた友情が素敵だし、そのうえ他人の靴下を脱がす超能力まで持っている。

スヌーピーの顔のミニカーをひとつ、買って帰りました。