2014-01-01から1年間の記事一覧
養老孟司さんが話した内容を新潮社編集部の人が文章化、2003年に出版された。 理解を深める際に、難解さや時間や環境で、理解を諦める瞬間がある。つまり自分の脳で、壁を作って、放棄を決定することを「バカの壁」と表現。 大衆をバカにしているのではなく…
・南方熊楠みたいなゲロ ・中華料理屋でチャーハンとライスを頼む ・躁病になり、床でウンコをし、万能感にあふれ、引き寄せ現象がおこる ・80年代パンク界のステージ上で起こったこと ・ふんどしパブ ・アル中 ・ムッシュかまやつの15、6歳頃 ・河原乞食 こ…
この文庫には、土屋鞄製造所のブックカバーをつけていた。(紀伊國屋書店で配られたものらしい) 木のテーブルに並べられた鞄職人の方の道具が並べられた写真。 本書は三十代後半に浅草へ移り住んだ著者が、町の仕事士たちにものづくりの話を聞くという、雑…
謝俊耀の人生を通して、第二次世界大戦〜中国の国共内戦〜ビルマの少数民族独立運動〜ヴェトナム戦争〜カンボジアのポル・ポト政権等を描き出したノンフィクション・ノベル。 謝俊耀は1925年、中国梅県の客家(※1)に生まれた。 イギリス植民地下のシンガポ…
女性の視点から、親子関係や社会の抑圧や高潔さの保持を、あらためて独自のセリフで表現し直している連作短編集。 とくに最終話は胸につまるものがある。 嫌な性格にならないように不細工と言い聞かせた祖母とそのため確執の残る母、そのコンプレックスを見…
ヒットラー出生の秘密文書を巡る3人のアドルフの戦いを、1936年から1983年に渡って描いている。 「総合小説」という言葉があるが、政治・戦争を、時代の匂い・町の雰囲気を、殺人・狂気・正義・欲望・愛情・希望の群像劇を、どうしたらひっくるめて物語をつ…
空手家・大山倍達の若かりし頃の記録。 清澄山での一年半の山ごもり、山からおりて牛を49頭倒し、70頭の角を折る。 空手を広めるためにアメリカへ渡り、プロレスの前座として巡業する。 世界中の格闘術を観てまわり、また対峙する。 裏表紙には「男のための…